エムティグレース（2003年生、母ドリームダービー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、金宏二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

伊藤和厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2005年）

12月31日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳C3（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2006年）

1月9日、連闘で迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブラブエンジェルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月28日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた4戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヤマボウシピンクを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月14日、連闘で迎えた5戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミケンソリッドを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモカティーヌに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた8戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた11戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた13戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月28日、中5週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロイヤルフォレストを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4歳（2007年）

1月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプレイスキッカーに1馬身3/4の差をつけて制した。

1月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月27日、中9週で迎えた21戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンストーンアレスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って5勝目をつかんだ。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、大屋梅賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラビートルに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、緑風賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月5日、中5週で迎えた28戦目は、一般B2（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた29戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2一（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2一（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた34戦目は、水沢観光協会賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。