トーセンメイザン（1998年生、母スイートスター）

トーセンメイザン（1998年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時10歳）と交配したスイートスターが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地21戦1勝、中央障害30戦2勝2着5回。2004年の福島ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)に勝利した他、2004年、2005年と春麗ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で2回3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、八田ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、島川隆哉によって525万円で落札された。

佐々木亜良厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

8月13日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚が止まってしまい17着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた7戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3歳（2001年）

1月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエーピーアオゾラを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月18日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

9月8日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた12戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた14戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4歳（2002年）

1月5日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

3月9日、中5週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で石神深一騎手（6戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で石神深一騎手（7戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月23日、約8か月の休み明けで迎えた22戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2003年）

1月6日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。13着に敗れた。

2月9日、中4週で迎えた24戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロアトラスから3馬身半差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた25戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月15日、中2週で迎えた26戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネラッパから3/4馬身差の2着となった。

5月17日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のメルシータカオーに4馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

6月7日、中2週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュピテリアンから半馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルオーパーから3馬身半差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（7戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月22日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた34戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（8戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2004年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた36戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月16日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた38戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルユニバースから半馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた39戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルユニバースをアタマ差制して勝利を手に入れた。

11月6日、約4か月の休養明けで迎えた40戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大庭和弥騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月4日、中3週で迎えた41戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大庭和弥騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた42戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で大庭和弥騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2005年）

1月8日、中1週で迎えた43戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で大庭和弥騎手（7戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた44戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で大庭和弥騎手（8戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

3月5日、中3週で迎えた45戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で大庭和弥騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月30日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた47戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（10戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。3着に入った。

6月11日、中3週で迎えた48戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8歳（2006年）

2月4日、約8か月の休養明けで迎えた49戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた50戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた51戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（13戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。