サンセグリフォン（1991年生、母フォチュナ）
Sanse Griffon
1991.04.02
サンセグリフォン（1991年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホシンザン（当時9歳）と交配したフォチュナが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着3回、地方25戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
佐藤勝美厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
9月11日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた2戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
3歳（1994年）
1月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。
2月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
4月3日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。
4月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原英幸騎手（4戦0勝）。17頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。
5月14日、中2週で迎えた8戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、勝ったオギアトムにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
6月5日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
6月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
7月30日、中4週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田口大二郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。
8月20日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアイネスヒリュウに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。
9月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（8戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた14戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。
10月16日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したツジハンサムボーイを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
10月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のビッグブルボンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
11月20日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（11戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。
12月10日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（12戦1勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。
4歳（1995年）
5月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原英幸騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
8月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原英幸騎手（14戦1勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。
9月9日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤原英幸騎手（15戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。
11月5日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。
5歳（1996年）
1月7日、中8週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田口大二郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。
1月21日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。
7月20日、約6か月の休み明けで迎えた25戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた26戦目は、一般A B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（1997年）
5月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた28戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた29戦目は、高田大輔騎手を鞍上に迎えて、A1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた30戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高田大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月6日、中2週で迎えた32戦目は、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（1998年）
2月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた33戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1760m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月7日、中1週で迎えた34戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月5日、約4か月の休み明けで迎えた35戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月20日、中1週で迎えた36戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンチャンリッチから1馬身半差の2着となった。
7月27日、連闘で迎えた37戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストフォルテから1馬身半差の2着となった。
8月3日、連闘で迎えた38戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小田部雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストフォルテから1馬身半差の2着に敗北した。
8月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小田部雪騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフリツケに半馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
8月22日、連闘で迎えた40戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小田部雪騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンチャンリッチから1馬身差の2着となった。
9月12日、中2週で迎えた41戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小田部雪騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったプライズアップから8馬身差の2着に敗北した。
10月3日、中2週で迎えた42戦目は、荒尾競馬騎手招待特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスケイダリアから1馬身半差の2着に敗北した。
10月24日、中2週で迎えた43戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は小田部雪騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベッスルシルビアに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
11月1日、連闘で迎えた44戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小田部雪騎手（6戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月22日、中2週で迎えた45戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小田部雪騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月28日、連闘で迎えた46戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小田部雪騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイミラクルから2馬身差の2着となった。
12月12日、中1週で迎えた47戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小田部雪騎手（9戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8歳（1999年）
3月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた48戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小田部雪騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月25日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小田部雪騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。