サンタドリーム（1994年生、母エゾホーザン）

サンタドリーム（1994年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパルナシヤン（当時9歳）と交配したエゾホーザンが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道十勝郡浦幌町、生産者は佐藤昌直。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害3戦0勝、地方38戦10勝2着9回。主な勝ち鞍は1999年の筑紫野賞(B1)。

経歴

デビュー前

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1996年）

5月28日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスプラウトに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、鞍上は井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月15日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（1997年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサツキカブトオーから1馬身差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーバーザトップから2馬身半差の2着となった。

2月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河津徳幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河津徳幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイクリスティーに4馬身の差をつけて2勝目を収める

4月12日、中3週で迎えた12戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で河津徳幸騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラメリヤをクビ差制して制した。

4月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で河津徳幸騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキホノトップレディから1馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で河津徳幸騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったツキノダイリンから2馬身半差の2着に敗北した。

6月15日、中4週で迎えた15戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は河津徳幸騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月28日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月28日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスノハイセイコーからアタマ差の2着となった。

4歳（1998年）

1月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（15戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトップグラマーに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月26日、中1週で迎えた23戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリファイナル千部賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフィールドデンデンに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

2月14日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（16戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニノパラダイスに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（17戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒカリエメラルドをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

3月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（18戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワンセイコーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月19日、中3週で迎えた27戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬リーディングジョッキー特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンセイコーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニュートリノを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた29戦目は、エメラルド特設（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイワンエクセルに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月20日、中3週で迎えた30戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた31戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず3着に敗れた。

10月24日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上A2 B1 B（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイティセンプーにクビ差交わされて2着となった。

12月20日、中1週で迎えた35戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフィールドデンデンに2馬身半の差をつけて制した。

5歳（1999年）

2月6日、中6週で迎えた36戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボーイフレンドに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

2月20日、中1週で迎えた37戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた38戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

7月17日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の日南特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた40戦目は、4歳以上900万下の九州スポーツ杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上900万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた43戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた44戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた45戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた46戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は金折知則騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた47戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。