プレイリースター（2010年生、母カーロッサ）

プレイリースター（2010年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「大草原に輝く星」。毛色は栃栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時18歳）と交配したカーロッサが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害3戦0勝、地方17戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2014年のゴマナ特別(一般C4)。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月12日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

2月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

7月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

4歳（2014年）

1月1日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、さなの夢馬券記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた6戦目は、祝!近藤園江還暦記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月5日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、洋充・千春結婚10周年記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、バースデイパーティに交わされて3馬身差の2着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったケンブリッジリアルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイショウザーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルガーラに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月7日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオキテに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、ミヤマリンドウ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田祥雄騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、イノセントマンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田祥雄騎手（9戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアンデスに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月20日、中1週で迎えた14戦目は、ゴマナ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田祥雄騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のビートマグナムに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月10日、中2週で迎えた15戦目は、尾花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田祥雄騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったエクセルギーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月19日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田祥雄騎手（12戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオープンスタンスに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

5歳（2015年）

7月15日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグァバベリーニに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月31日、中6週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた18戦目は、彼岸花特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

9月10日、中0週で迎えた19戦目は、一般C8（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（13戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ユウアクトレスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（14戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコイサンコールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6歳（2016年）

3月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から40kg減らして迎えた21戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月17日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。