リキサンタイガー（2001年生、母プリママテリア）

リキサンタイガー（2001年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋虎」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したプリママテリアが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、地方19戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、上水牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ハイパワー商事によって1,050万円で落札された。

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月23日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた2戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月9日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るベンツノホシを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

11月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3歳（2004年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた9戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ファビィサドル特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のディバイドバイゼロを半馬身振り切って久々の実戦を物にした。

4歳（2005年）

8月6日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた15戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

10月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

12月14日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた19戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルビット特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5歳（2006年）

1月14日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

4月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南田雅昭騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた23戦目は、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で南田雅昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

11月8日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

11月30日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったハートフルドリームに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエアドリヴンを半馬身振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったカネマサドゥイットに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6歳（2007年）

1月23日、中2週で迎えた32戦目は、白富士特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月23日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、スプリングタイム特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦1勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた35戦目は、弥生特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた36戦目は、卯月特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた37戦目は、飛鳥山特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。