ダイジョバナイ（2021年生、母グリシーヌシチー）

Daijobanai

2021.05.04

ダイジョバナイ（2021年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したグリシーヌシチーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は武 牧場。2024年のぎふ清流カップに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって330万円で落札された。

飯田良弘厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

5月24日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のフミタツビッグワンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミナックシアターに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月22日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったクラウドノイズに詰め切れず、8馬身差の2着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のネクストスター園田（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のベスポジに3馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

12月6日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦3勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

3歳（2024年）

1月31日、中7週で迎えた7戦目は、3歳A B（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦3勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンチョンパに3馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

2月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の兵庫ユースカップ（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた9戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で大山真吾騎手（8戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のラブミーテキーラに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月29日、中4週で迎えた10戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1400m 小雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で大山真吾騎手（9戦5勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた11戦目は、3歳オープンのぎふ清流カップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大山真吾騎手（10戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のスティールアクターに2馬身の差をつけて優勝

10月3日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で大山真吾騎手（11戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のアイヤナに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

11月7日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の楠賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大山真吾騎手（12戦7勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。