イルミリオーレ（2001年生、母パーシャンフルート）

イルミリオーレ（2001年2月14日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「最もよい（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のサザンヘイロー（当時18歳）と交配したパーシャンフルートが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の一般D3-4。

経歴

デビュー前

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月16日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は532kg。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

3歳（2004年）

1月5日、中4週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月24日、約8か月半の休み明けで迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に敗れた。

4歳（2005年）

4月20日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

6月8日、中6週で迎えた9戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた10戦目は、一般D4-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月22日、連闘で迎えた11戦目は、中沼特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた12戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた14戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般D3-4（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のピュアメモリーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザラングンから1馬身半差の2着となった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、厚真特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（8戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（2006年）

1月18日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた23戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキクノカミカゼを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。