レインボーザグレブ（1998年生、母レインボービューティー）

レインボーザグレブ（1998年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のザグレブ（当時5歳）と交配したレインボービューティーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方37戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千葉飯田牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

7月7日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエレガントパレーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

4歳（2002年）

1月26日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

5月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォスキアセラーレから半馬身差の2着となった。

6月23日、中5週で迎えた6戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

8月11日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月28日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月9日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月1日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた11戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5歳（2003年）

4月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた12戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロゼットドーンをクビ差振り切って久々に白星を挙げた。

4月29日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた14戦目は、村岡町ツツジの里特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、バンブージャックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月3日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを5馬身以上キープして、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた17戦目は、コウノトリ豊岡特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた19戦目は、金物のまち三木特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月12日、中0週で迎えた20戦目は、ふれあいの里上月特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた21戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、テレビ大阪賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた22戦目は、大和肉鶏農協特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた23戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた24戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた25戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月15日、中0週で迎えた26戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた27戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた29戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた30戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月26日、連闘で迎えた31戦目は、ストック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた32戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、メジロデニスに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月9日、連闘で迎えた33戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた34戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

2月26日、中0週で迎えた35戦目は、牝馬限定戦の桃の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンケイティーズから1馬身半差の2着となった。

3月1日、連闘で迎えた36戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた37戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた38戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた39戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた40戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた41戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた42戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた43戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイドフォンテンから半馬身差の2着となった。

5月30日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原幸弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた45戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原幸弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた46戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダニエルジェードから1馬身1/4差の2着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた47戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた48戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。