キンタムチャチャ（2018年生、母ツーデイズノーチス）

キンタムチャチャ（2018年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「五番目の女の子(西)」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時17歳）と交配したツーデイズノーチスが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2022年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

8月28日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4歳（2022年）

1月20日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月1日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月28日、中4週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキーパイレーツに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジャジャジャーンにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月8日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメイショウダンドウに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

7月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイカイキャロルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を収める

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ハクビに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

5歳（2023年）

3月9日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中学騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田中学騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月30日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で田中学騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクーシェルを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて3勝目を挙げた。

7月27日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中学騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた20戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、ひまわりの里佐用町おさよん特別（園田ダート1230m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のスマルトに1馬身1/4の差をつけて4勝目を手にした。