クーシェル（2018年生、母ニシノラメール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、安達牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって529.2万円で落札された。

2歳（2020年）

6月17日、デビュー戦は鴨宮祥行騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のプレシャスユウコをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月16日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月13日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、2歳1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

3歳（2021年）

1月14日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の兵庫クイーンセレクション（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

7月15日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、小野ひまわり特別（園田ダート1230m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月28日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマリードゥラメールに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月8日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のローザーブルーに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月1日、中2週で迎えた12戦目は、さざんか賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

10月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、エレスチャルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のアウィウィリオに1馬身3/4の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（14戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4歳（2022年）

1月3日、中1週で迎えた17戦目は、楽天競馬賞園田迎春スプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（15戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、スマートメイスに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月26日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B1 B2（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鴨宮祥行騎手（16戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月4日、約6か月半の休養明けで迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鴨宮祥行騎手（17戦4勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた20戦目は、たかさご万灯祭特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で鴨宮祥行騎手（18戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

9月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鴨宮祥行騎手（19戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた22戦目は、全農パールライス50周年杯（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で鴨宮祥行騎手（20戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた23戦目は、シクラメン賞（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で鴨宮祥行騎手（21戦4勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で鴨宮祥行騎手（22戦4勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で鴨宮祥行騎手（23戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で鴨宮祥行騎手（24戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で鴨宮祥行騎手（25戦4勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた28戦目は、B2 3歳以上特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で鴨宮祥行騎手（26戦4勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5歳（2023年）

1月26日、中3週で迎えた29戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、ランタナ賞（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

6月30日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（27戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、キンタムチャチャに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月21日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（28戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた32戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（29戦4勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた33戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上C3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（30戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラブバイオレットに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

10月19日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（31戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、3歳以上C2二（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（32戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったカンナリリーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

12月1日、中1週で迎えた37戦目は、シンビジウム賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（33戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた38戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鴨宮祥行騎手（34戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6歳（2024年）

1月9日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鴨宮祥行騎手（35戦5勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

1月18日、連闘で迎えた40戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鴨宮祥行騎手（36戦5勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた41戦目は、4歳以上C3（姫路ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鴨宮祥行騎手（37戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のグランメゾンに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。