スマートメイス（2017年生、母バーリンスワン）

スマートメイス（2017年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋中世の武器の名前」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時21歳）と交配したバーリンスワンが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上B2。

経歴

デビュー前

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月21日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のトゥールナージュをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1230m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のメイショウヴンダーをクビ差振り切って制した。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、2020JBCまであと4日（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（5戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月3日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

12月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で寺地誠一騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で寺地誠一騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のアールウィザードを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4歳（2021年）

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で寺地誠一騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で寺地誠一騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で寺地誠一騎手（11戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、エイシントカチに交わされて2馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のダンカンをアタマ差振り切って制した。

4月8日、中1週で迎えた17戦目は、レンギョウ賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、アルマドールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、約6か月の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のジェッティーに4馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

11月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、南あわじ市ゆめるん特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、グランプリワンに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（7戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のベツセタイに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5歳（2022年）

1月3日、中1週で迎えた23戦目は、楽天競馬賞園田迎春スプリント（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（8戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクーシェルを半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、春爛漫特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったペルチャンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、ナイター開幕第11回SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉村智洋騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブレイクフリーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月20日、中2週で迎えた26戦目は、日刊ゲンダイ賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉村智洋騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、タガノグランサムに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月23日、中4週で迎えた27戦目は、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で吉村智洋騎手（12戦5勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた28戦目は、盛夏特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉村智洋騎手（13戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた29戦目は、御堂筋特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で吉村智洋騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月21日、約5か月の休み明けで迎えた30戦目は、トゥインクルファンファーレ賞（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉村智洋騎手（15戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

6歳（2023年）

1月12日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉村智洋騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で吉村智洋騎手（17戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のプッシュユアセルフを半馬身振り切って9勝目を掴み取った。

3月9日、中3週で迎えた33戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、飲んで応援!ひょうごの酪農賞（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた34戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、春風特別（園田ダート1230m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた35戦目は、4歳以上A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（18戦6勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月25日、中2週で迎えた36戦目は、丹波篠山茶特別（園田ダート820m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた37戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた38戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉村智洋騎手（19戦6勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた39戦目は、デイリースポーツオンライン特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（20戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた40戦目は、いい味出してる。淡路ビーフ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7歳（2024年）

3月5日、約6か月半の休み明けで迎えた41戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B1（姫路ダート800m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルクスランページに5馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

3月20日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上A1 A2（園田ダート1230m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

4月18日、中3週で迎えた43戦目は、若草特別（園田ダート1230m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。