ウィンブルー（1983年生、母プリネークス）

ウィンブルー（1983年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタガミホマレ（当時21歳）と交配したプリネークスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居賢。戦績は、中央平地28戦3勝2着8回。1986年のアラブ大賞典(アラ系4歳以上オープン)で3着に入った他、1986年の三春特別(アラ系4歳以上オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

7月20日、6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイノマロンから7馬身差の2着となった。

8月4日、10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカザンアップをクビ差制してトップでゴールインした。

8月24日、9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月21日、8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月6日、12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

10月26日、10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1986年）

4月19日、アラ系4歳以上300万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は塚越一弘騎手。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

4月29日、アラ系4歳以上300万下（新潟芝1600m 外回り晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったアマミサクセスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

5月11日、アラ系4歳以上300万下（新潟芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったボールドエミーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗れた。

9月28日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月4日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で塚越一弘騎手。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

10月12日、ハンデ戦でオープンの三春特別（福島芝2000m 晴/不良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は菊川正達騎手。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

10月26日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったマルブツキャリーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

11月1日、アラ系4歳以上オープン（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったウイークワンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は成島正規騎手。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

11月29日、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（1987年）

2月7日、アラ系4歳以上300万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で成島正規騎手。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったセッテステラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月21日、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で成島正規騎手。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月26日、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリネンゴールドに9馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

5月9日、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったセッテノベラにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は赤羽秀男騎手。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセイシンザンに3馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

8月16日、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月29日、アラ系4歳以上700万下（函館芝1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月5日、アラ系4歳以上オープン（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は塚越一弘騎手。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったタカキヨに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月20日、重賞のタマツバキ記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

9月27日、アラ系4歳以上700万下（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

5歳（1988年）

4月24日、アラ系4歳以上300万下（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月8日、アラ系4歳以上700万下のアラブ特別（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚越一弘騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。