ゲンヨウサイ（2021年生、母ママズディッシュ）

Genyosai

2021.04.01

ゲンヨウサイ（2021年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は芦毛。種牡馬のマクフィ（当時14歳）と交配したママズディッシュが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C3-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、サンライズによって935万円で落札された。

西園翔太厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月5日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったファーヴェントに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月26日、中2週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフナデにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月22日、中7週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた5戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

3歳（2024年）

6月29日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

8月17日、中6週で迎えた7戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月20日、中8週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた8戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のナイルローズに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、シクラメン特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、ツガニ特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のベイズンストリートに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月14日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のアニマルボスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月28日、中1週で迎えた12戦目は、歳末特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウギガースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、生見海岸特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐原秀泰騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったキャッスルトップに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、入野海岸特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレーズメーカーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノヒーローに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月18日、中2週で迎えた17戦目は、筆山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディオガガに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月26日、中5週で迎えた18戦目は、四万十川特別（高知ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアイファーキングズに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

デビュー前

1歳のとき、沖田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、サンライズによって935万円で落札された。

倉兼育康厩舎（高知）へ入厩。

5月25日、デビュー戦は永森大智騎手を鞍上に据えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。