トップオブマジック（2005年生、母クリアモン）

トップオブマジック（2005年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魔法」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時18歳）と交配したクリアモンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平岡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、平岡牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ジャパンホーストレードによって378万円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月15日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したメジロガストンを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったドゥービリーヴインに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月27日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隼人騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のインユアアームスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2009年）

4月12日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

6月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下のいわき特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（5戦1勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。