ブレークオンスルー(1997年生、母Royal Burgandy)

Break on Through

1997.05.23

ブレークオンスルー(1997年5月23日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のPhone Trick(当時15歳)と交配したRoyal Burgandyが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地28戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上500万下。

プロフィール

基本情報

通算成績
28戦3勝 [3-4-3-18/28]
総賞金国内
4,052万円
生年月日
1997年5月23日
出生国
アメリカ合衆国
品種
サラブレッド
性別
毛色
黒鹿毛
厩舎
高橋祥泰美浦
馬主
伊達秀和
生産者
Peter Van Andel
抹消情報
中央:2002年8月31日抹消

性質分析

距離適性
コース適正
ダート
馬場適正
高速
低速
成長
早熟
晩成
馬体重
脚質
逃げ
追込
出脚
末脚
スタミナ
少ない
豊富
出走回数
少ない
多い

回収率

33%単勝回収率33%単勝回収率72%複勝回収率72%複勝回収率※国内のみ。

パフォーマンス分析

勝利時最大着差国内
2馬身半

ベストレース

レース名
4歳以上500万下
日付/馬齢
2002年1月6日/5歳
コース
東京ダート1200m
着順
1着
オッズ/人気
3.2倍/1番人気
馬番/頭数
6番/16頭
天候
9.7℃
馬場状態/馬場速度
/
レースラップ
平均=11.9/ラスト=12.6
レースペース
ミドル
通過順位
6-4
馬体重増減
500kg-8
出走間隔
中3週
騎手斤量
武豊57.0kg
ブリンカー
装着

血統

概要

父のPhone Trickは海外重賞3勝(米国ダ[3勝])。

7代内クロス

種別馬名クロス血量
きSBull DogSir Gallahad6*7*73.12%
Native Dancer5×49.37%
Nearco5*5×59.37%
Pharos6*6×6*75.46%
Hyperion6×6*73.9%
American Flag6×63.12%
Man o' War6*7×73.12%
Blenheim6*7×63.9%
Teddy7*7×63.12%
Gainsborough7*7×72.34%
Son-in-Law7×71.56%
Sickle7×71.56%
牡SFair Play7*71.56%
牡MStimulus5*73.9%
牡MUltimus6*72.34%
Mumtaz Begum6×54.68%
※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

レース成績

日付
コース
レース名
1着馬2着馬着差
/頭数
馬番
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
馬体重
増減
指数
2002/08/25新潟
ダ1200m
11/14
7枠12番
109.1
12人
2-1
37.9/35.8
502
+10
2002/08/03新潟
ダ1800m
12/14
8枠14番
231.1
12人
1-1-1-1
40.8/36.9
492
-8
2002/02/02東京
ダ1200m
15/16
2枠3番
17.7
6人
7-5
36.8/36.4
500
+2
2002/01/19京都
ダ1200m
13/16
4枠8番
20.9
8人
6-6
38.1/35.6
498
-2
2002/01/06東京
ダ1200m
1/16
3枠6番
57kg
3.2
1人
6-4
37.0/35.8
500
-8
2001/12/09中山
ダ1200m
3/16
3枠6番
4.6
3人
6-6
38.3/33.9
508
+6
2001/11/17東京
ダ1400m
5/14
4枠6番
7.8
5人
1-1
38.4/34.9
502
+2
2001/11/04東京
ダ1200m
6/14
5枠8番
8.2
3人
8-7
36.3/35.7
500
+2
2001/10/20東京
ダ1600m
4/12
5枠5番
9.1
6人
1-1
37.4/36.4
498
0
2001/08/26新潟
ダ1200m
6/14
4枠5番
5.5
2人
11-10
38.5/35.0
498
+4
2001/08/12新潟
ダ1200m
5/14
6枠9番
2.6
1人
12-9
37.9/35.8
494
-6
2001/07/29新潟
ダ1200m
4/14
2枠2番
7.7
3人
14-13
37.6/35.6
500
+8
2001/05/04京都
ダ1400m
10/16
6枠12番
12.1
6人
10-12
38.0/35.4
492
-8
2001/03/25中山
ダ1200m小雨
7/15
2枠3番
16.7
7人
10-10
37.2/35.0
500
+6
2001/03/04阪神
ダ1200m
1/14
8枠13番
1.9
1人
2-2
37.0/35.5
494
-8
2001/02/17東京
ダ1400m
2/14
4枠5番
7.7
3人
8-6
37.8/36.0
502
+2
2000/11/19東京
ダ1400m
3/13
8枠13番
7.8
3人
4-4
38.3/35.4
500
-4
2000/10/28東京
ダ1400m
5/12
4枠4番
10.0
4人
5-7
38.4/35.5
504
+4
2000/10/14東京
ダ1400m
3/14
6枠10番
32.2
10人
5-6
38.4/35.4
500
0
2000/09/02中山
ダ1800m
1/15
5枠9番
4.2
2人
3-3-2-2
42.3/36.5
500
0
2000/08/13中山
ダ1800m
2/7
4枠4番
2.5
2人
1-1-1-1
42.5/37.7
500
+6
2000/07/30福島
ダ1700m
2/13
1枠1番
8.5
4人
1-1-1-1
40.7/35.9
494
+6
2000/07/09東京
芝1600m
9/16
1枠1番
32.9
7人
4-3
37.9/36.6
488
+2
2000/06/24東京
ダ1600m
8/16
5枠9番
6.4
3人
4-4
41.4/35.6
486
-12
2000/05/28東京
ダ1200m
13/16
7枠13番
12.9
5人
14-14
37.2/37.3
498
0
2000/05/13東京
ダ1600m
2/12
1枠1番
5.2
3人
1-2
38.4/36.1
498
0
2000/04/30東京
芝1400m
8/14
6枠9番
11.2
5人
6-6
36.7/36.2
498
-10
2000/04/23福島
ダ1700m
4/13
7枠10番
8.9
4人
3-3-2-2
40.9/37.5
508
※直前に感嘆符!が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ#の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎(美浦)へ入厩。

3歳(2000年)

4月23日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走福島ダート1700m 曇/稍重)に出走。馬体重は508kg。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利東京芝1400m 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利東京ダート1600m 曇/良)に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったオーバーロードにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利東京ダート1200m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手(1戦0勝)。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に敗れた。

6月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利東京ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手(2戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利東京芝1600m 晴/良)に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利福島ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は中舘英二騎手(1戦0勝)。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、レオイッセイに交わされて3馬身半差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利中山ダート1800m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手(2戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ブルーレッドブルーに交わされて約10馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利中山ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手(3戦0勝)。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のホッカイフェーデンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月14日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下東京ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は北村宏司騎手(1戦0勝)。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下東京ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手(2戦0勝)。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下東京ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手(3戦0勝)。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳(2001年)

2月17日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京ダート1400m 晴/良)に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したツジノファントムに半馬身届かず2着に敗北した。

3月4日、中1週で迎えた14戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下阪神ダート1200m 晴/重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンドハーブに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月25日、中2週で迎えた15戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の鹿島特別中山ダート1200m 小雨/良)に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月4日、中5週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下京都ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は柴田善臣騎手(1戦0勝)。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

7月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、3歳以上500万下の出雲崎特別新潟ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手(2戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下新潟ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手(3戦0勝)。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の魚沼特別新潟ダート1200m 雨/良)に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月20日、中7週で迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下東京ダート1600m 晴/稍重)に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下東京ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は柴田善臣騎手(4戦0勝)。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた22戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下東京ダート1400m 晴/良)に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた23戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下中山ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳(2002年)

1月6日、中3週で迎えた24戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下東京ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハウリングロバリーを3/4馬身振り切って3勝目を収める

1月19日、中1週で迎えた25戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下京都ダート1200m 晴/良)に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下の節分賞東京ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は柴田善臣騎手(5戦0勝)。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

8月3日、約6か月の休養明けで迎えた27戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の麒麟山特別新潟ダート1800m 晴/良)に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

8月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上1000万下の妙高特別新潟ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手(1戦0勝)。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。