タカトモフウジン（1997年生、母ロータリームスメ）

タカトモフウジン（1997年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時10歳）と交配したロータリームスメが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山口修二。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦8勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の霧降賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月16日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた5戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第6戦（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノオペラに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2001年）

1月6日、連闘で迎えた9戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキホークに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートビクターに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンショーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月8日、中3週で迎えた12戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイローレルに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5歳（2002年）

4月9日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月16日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニョイリンパワーから半馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノガイアに半馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイシュールに2馬身の差をつけて7勝目をマークした。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河端秀俊騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた18戦目は、露草特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で河端秀俊騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナックオフィスをアタマ差制して8勝目を手に入れた。

7月16日、中2週で迎えた19戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で河端秀俊騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河端秀俊騎手（7戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月4日、中8週で迎えた21戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で河端秀俊騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた22戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で河端秀俊騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2003年）

6月16日、約7か月半の休養明けで迎えた23戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。