ウイングスハーバー（1998年生、母ジョリフィー）

ウイングスハーバー（1998年5月29日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時14歳）と交配したジョリフィーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、地方45戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系4歳以上A1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上島牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

上田伸夫厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2000年）

7月20日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は451kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハナノミレニアムに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールテツオーから2馬身半差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた4戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシキアンディから1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

1月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた7戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったピカピカからクビ差の2着に惜敗した。

3月7日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳F1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメニティホマレから2馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳F1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月25日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイヤマトから3馬身差の2着となった。

7月5日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーブラウンに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月19日、中1週で迎えた16戦目は、短距離特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターカノンに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月15日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスターライトマグマに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のサマークイーン賞（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた19戦目は、エキサイティングジョッキー賞（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた20戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、ふれあいの里上月特別（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた24戦目は、コウノトリのまち豊岡特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2002年）

1月3日、連闘で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージサンキュウをクビ差制して5勝目を手に入れた。

1月25日、中2週で迎えた27戦目は、三日月特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた29戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1800m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2003年）

1月14日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた30戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で文原学騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で文原学騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた33戦目は、アラ系4歳以上A1（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で文原学騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた34戦目は、城北グリーンテニスクラブ特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（9戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上A1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月5日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた36戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、遠賀川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた37戦目は、嘉瀬川特別（佐賀ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた38戦目は、松浦川特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた39戦目は、球磨川特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた40戦目は、菊池川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

6歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた41戦目は、緑川特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた42戦目は、九州アラブチャンピオン（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず最後はブルーバードダイヤと並んで5着同着となった。

2月22日、中1週で迎えた44戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、池田湖特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた45戦目は、五ヶ瀬川特設（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。