アイアイヤマト（1997年生、母アイアイセンプー）
1997.04.01
アイアイヤマト（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のスマノヒツト（当時16歳）と交配したアイアイセンプーが7歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は幸牧場。戦績は、地方39戦17勝2着7回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系4歳以上A1。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ノースガーデンから「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって420万円で落札された。
田中範雄厩舎（西脇）へ入厩。
2歳（1999年）
11月11日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（姫路ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノキティーをクビ差制して初白星を挙げた。
3歳（2000年）
10月31日、約12か月の休み明けで迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4歳（2001年）
4月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンマーに1馬身3/4の差をつけて休み明け初戦をモノにした。
4月12日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブランドホースに1馬身3/4の差をつけて制した。
4月26日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリムドールに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月9日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上C9（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のプレイマリーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月25日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシアワセイチバンに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
6月6日、中1週で迎えた8戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカクザンマンボーから5馬身差の2着に敗北した。
6月27日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のウイングスハーバーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする
7月18日、中2週で迎えた10戦目は、海と空に出会える島家島 短距離特別（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（6戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月24日、中4週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルジュウラッドをクビ差制して勝利を手に入れた。
9月5日、中1週で迎えた12戦目は、2001年キリン一番搾り杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシンザンヒットに2馬身の差をつけて9勝目を収める
10月8日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグアドベンチャから1馬身3/4差の2着に敗北した。
11月1日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペシャルダイオウから半馬身差の2着に敗北した。
11月13日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月19日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、高田屋嘉兵衛公園特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（10戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンダーレインをハナ差制して優勝
12月31日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（11戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったレアプリンセスから1馬身差の2着に敗北した。
5歳（2002年）
1月24日、中2週で迎えた18戦目は、宝塚特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤木高太郎騎手（12戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月6日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上A3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で赤木高太郎騎手（13戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月17日、約8か月半の休み明けで迎えた20戦目は、龍野赤とんぼ特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
10月30日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒロミネリュウオーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。
11月11日、中1週で迎えた22戦目は、エーデルささゆり特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。
11月21日、中0週で迎えた23戦目は、田能特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イーグルトライに交わされて1馬身半差の2着となった。
12月4日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。
12月18日、中1週で迎えた25戦目は、兵庫県馬事畜産特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマフジサクラに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月30日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のテツノラッキーマンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
6歳（2003年）
1月14日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のニシキアンディをクビ差振り切って勝利数を13に伸ばす
2月18日、中4週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。
3月5日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上A1（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンワテイセンに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月19日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林克己騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた31戦目は、大中あじわい牛特別（園田ダート1700m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（8戦5勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のハッタブライトをクビ差振り切って勝利数を15に伸ばす
5月2日、中0週で迎えた33戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた34戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、緑風特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモナクカバキチからクビ差の2着に甘んじた。
6月7日、中1週で迎えた35戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、風薫る特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月21日、中1週で迎えた36戦目は、すずらん特別（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月12日、中2週で迎えた37戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、横山フルーツ賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハッタアイランドをクビ差制して勝利数を16に伸ばす
7月26日、中1週で迎えた38戦目は、夏木立特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノジョージに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8月15日、中2週で迎えた39戦目は、金杯（福山ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。