イーグルトライ（1999年生、母アサクラバツト）

イーグルトライ（1999年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時14歳）と交配したアサクラバツトが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中村幸廣。戦績は、地方17戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の西宮えべっさんの酒特別(アラ系3歳以上A1)。

経歴

デビュー前

西村守幸厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2002年）

1月31日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は525kg。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳F6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケシゴホーエイから4馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳F5（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーシュホーに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルジュウガバナーを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月5日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケシゴホーエイにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月27日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカワサキオーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた8戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンクルユーコーに1馬身3/4の差をつけて3勝目を奪取した。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイズミサカを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

10月2日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリードオーカンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイズミサカを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキビノダイリンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。

11月7日、中0週で迎えた13戦目は、吉川温泉よかたん特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデュアルハーバーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、田能特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイアイヤマトを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月19日、中3週で迎えた15戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のケシゴホーエイをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

4歳（2003年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの新春賞（園田ダート1870m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

5歳（2004年）

8月16日、約19か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。