メジャーキングダム（2006年生、母エミネントプリティ）

Major Kingdom

2006.04.15

メジャーキングダム（2006年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時9歳）と交配したエミネントプリティが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木農場。戦績は、地方8戦5勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

山浦武厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2009年）

4月3日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は510kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサミンガードナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月25日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

4歳（2010年）

6月10日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトートリムジンに1馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。

7月8日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポノポノマウイを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

8月11日、中4週で迎えた6戦目は、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のストロングネオをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

9月10日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のタイセイボナンザをハナ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（7戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。