サンマルフラッシュ（2016年生、母サンマルリジイ）

サンマルフラッシュ（2016年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時9歳）と交配したサンマルリジイが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はアイオイファーム。主な勝ち鞍は2019年の明日は笠松競馬秋まつり!。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月2日、デビュー戦は藤井勘一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は森裕太朗騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で大外17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず15着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた8戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は森裕太朗騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月27日、中7週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた10戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の明日は笠松競馬秋まつり!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のヤマニンポンペルモに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、モンタナドライブに交わされて1馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るムクを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、濁河特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミスジャスミンに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月31日、中3週で迎えた16戦目は、OKB大垣共立銀行ピピット杯（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコルネットに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4歳（2020年）

2月16日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた17戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた18戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの熱田特別（中京芝2000m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラスの川俣特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラスの八丈島特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

9月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月27日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

2020年9月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月4日、中4週で迎えた25戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C20（笠松ダート1400m 雪/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた29戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハーレムシャドウに3馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

5歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた30戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、初春賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた31戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

2月20日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた32戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

3月20日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた33戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったサトノバシリスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた36戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクラウンエンジニアに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

2021年5月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。