シュジンコウ（2016年生、母プリンセスメイク）

シュジンコウ（2016年5月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「主人公。父名より連想。いつも勝利して主人公でいてほしい」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時12歳）と交配したプリンセスメイクが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。主な勝ち鞍は2021年の奈良養蜂特別(B2一)。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

3月10日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月30日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月25日、中2週で迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

2019年8月29日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月23日、中7週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

4歳（2020年）

3月12日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったセツゲツカを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のウチュウセンカンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のコウエイアースに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月27日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレオタイザンに7馬身の差をつけて優勝

6月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月23日、中4週で迎えた13戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のビジュミノルに1馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のレッドシリウスに1馬身半の差をつけて制した。

12月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、クリノホノオに交わされて4馬身差の2着となった。

5歳（2021年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のイヴリーヌに5馬身の差をつけて優勝

1月21日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のエイシンアンヴァルをハナ差振り切って優勝

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ガミラスジャクソンに3/4馬身交わされて2着となった。

3月18日、中2週で迎えた21戦目は、奈良養蜂特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテクノマインドに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月8日、中2週で迎えた22戦目は、春風駘蕩特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた23戦目は、惜春特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

11月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた26戦目は、アベリア賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた27戦目は、猪名川町いなぼう特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2021年12月31日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。