ベネチアフォンテン（1999年生、母ライバメロディー）

ベネチアフォンテン（1999年6月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハートレイク（当時8歳）と交配したライバメロディーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、地方36戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のマリーン特別(一般C3一)。

経歴

デビュー前

三橋三吉厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2001年）

11月30日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は491kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2002年）

1月31日、中4週で迎えた3戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニングサンから2馬身半差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に沈んだ。

5月1日、中6週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ヒジリケーに交わされて8馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた13戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のニイタカウィンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（2003年）

5月22日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた19戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、アメリカングロリアに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月16日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（11戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（12戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月20日、中2週で迎えた22戦目は、マリーン特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（13戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のカツアリダーを3/4馬身振り切って2勝目を収める

8月20日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（14戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（15戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5歳（2004年）

3月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた29戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月29日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた34戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベストウイナーをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。

9月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。