ケイアイロトルア（2017年生、母モストリマーカブル）

ケイアイロトルア（2017年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ニュージーランドの地名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時12歳）と交配したモストリマーカブルが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月28日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月17日、中6週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオメガエリタージュにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月15日、中9週で迎えた4戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたブラックタートル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサーブルルミエールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマラピスに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、楽天競馬でポイントゲット賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、エムティキラリに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、楽天競馬杯ポイント貯まる賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマカツライデンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた11戦目は、祝★BK!テイパー統一記念杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月25日、連闘で迎えた12戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（2021年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、竹原慎二誕生祭特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のエンパイアカラーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、シラウメ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 C3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-6（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニンラボーナに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3月28日、連闘で迎えた19戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた21戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた22戦目は、絆・つながる特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた26戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。