アルファパラディス（2008年生、母アルファエスパー）

アルファパラディス（2008年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋楽園（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時16歳）と交配したアルファエスパーが18歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、地方13戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2八九。

経歴

デビュー前

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2011年）

6月24日、デビュー戦は沢田龍哉騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったイブココリーネにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナナコマチを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のひまわり賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月18日、中7週で迎えた5戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のさざんか賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったビッグゴーゴーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るムソウテンセイを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2012年）

1月13日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で庄司大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したベルモントメッシに半馬身届かず2着に敗北した。

2月9日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で庄司大輔騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のビレッジホワイトに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で庄司大輔騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月20日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で庄司大輔騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

8月9日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で庄司大輔騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったマーベラスタイムにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中3週で迎えた12戦目は、燃え尽きたゼ品田健也退官記念（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で庄司大輔騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた13戦目は、がんばっぺ茨城!!美浦の吟しゃり光一点（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で庄司大輔騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。