マーベラスタイム（2008年生、母ウォーターポー）

マーベラスタイム（2008年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋時間」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時16歳）と交配したウォーターポーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鵜木唯義。戦績は、中央平地1戦0勝、地方25戦2勝2着10回。2010年のターフチャレンジ3で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

5月19日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、マツリバヤシに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったピエールタイガーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るユーユーユーを自慢の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、カネマサコンコルドに交わされて4馬身差の2着となった。

10月3日、中3週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた8戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブートニアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2011年）

1月1日、中6週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、スマートフレアにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ハートゴールドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた14戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

12月7日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2四五（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4歳（2012年）

1月13日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（6戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、サウンドウェーブに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月13日、中8週で迎えた17戦目は、荒井康之北海道へ行っても頑張れよ!記念（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったムートに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

5月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月18日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、マシェリーアンジュに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアルファパラディスに2馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

9月3日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2一二（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（13戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったジギーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2一（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（14戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。