ピエールタイガー（2008年生、母ビーフレグラント）

ピエールタイガー（2008年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時22歳）と交配したビーフレグラントが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）船越牧場。戦績は、地方54戦13勝2着6回、海外1戦0勝。2012年のマイルグランプリ(S2)に勝利した他、2012年の’12ムーンライトカップを制する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

5月20日、デビュー戦は小嶋久輝騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、エルドラゴンに交わされて2馬身差の2着となった。

6月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマーベラスタイムに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールド・ジュニアカップ（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のモルフェソングエルに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

3歳（2011年）

2月17日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’11雲取賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

4月29日、中9週で迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた8戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスタープロフィットを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

7月27日、中6週で迎えた9戦目は、雪印種苗BFMP特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンイッパツを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ長月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のロマに1馬身3/4の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月28日、中1週で迎えた12戦目は、カシオペア賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のレオキラメキをクビ差振り切って順当に勝利した。

11月4日、中4週で迎えた13戦目は、南関東地方競馬チャンネル賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、カミノヌヴォーに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中4週で迎えた15戦目は、ノースウインド賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2012年）

1月27日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の川崎市特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタカラストーンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月1日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のブラッドストーン特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンピングスに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月12日、中5週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の大観山特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（6戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタマモスクワートに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月17日、中4週で迎えた19戦目は、小田原市特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（7戦5勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナターレを別次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月5日、中6週で迎えた20戦目は、七夕特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（8戦6勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタマモスクワートに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月1日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（9戦7勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ゴーディーに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月22日、中2週で迎えた22戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（10戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた23戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた24戦目は、’12ムーンライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（11戦7勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のフォーティファイドに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月24日、中2週で迎えた25戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（12戦8勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のラインジュエルに2馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

5歳（2013年）

3月6日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、S3の東京スプリング盃（大井ダート1400m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（13戦9勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月6日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（14戦9勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

5月22日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた28戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（15戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、スマートジョーカーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた29戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（16戦9勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた30戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（17戦9勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月21日、中2週で迎えた31戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（18戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた32戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（19戦9勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

11月6日、中6週で迎えた33戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（20戦9勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンアドミラルを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

11月27日、中2週で迎えた34戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、S3の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

12月31日、中4週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（21戦9勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

6歳（2014年）

1月30日、中3週で迎えた36戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（22戦9勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた37戦目は、S3のフジノウェーブ記念（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（23戦9勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

7月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（24戦9勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

11月11日、約3か月半の休養明けで迎えた39戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、’14インタラクションカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた40戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、サイオンに交わされて2馬身差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7歳（2015年）

1月14日、中1週で迎えた42戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月25日、中5週で迎えた43戦目は、S3のフジノウェーブ記念（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（25戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4月8日、中2週で迎えた45戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた46戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（26戦9勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた47戦目は、地方重賞のグランシャリオ門別スプリント（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8歳（2016年）

7月24日、約12か月半の休み明けで迎えた49戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ジュライ特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた50戦目は、一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた51戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた52戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた53戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた54戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。