ウインターマジック（2010年生、母エレガントマリー）

ウインターマジック（2010年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時18歳）と交配したエレガントマリーが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、地方46戦2勝2着7回。2013年のル・プランタン賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、競優牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月4日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は404kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた3戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったリョウマチーターに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラブミーヘイローをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

7月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた11戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったケンガミネに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、2歳戦のマックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた15戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた16戦目は、2歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2013年）

1月9日、中0週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、デルマボウズダヌキにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

1月22日、中1週で迎えた18戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の睦月賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた20戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の如月賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の紅梅賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月4日、連闘で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月13日、連闘で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったアスパラガスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた25戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月3日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた27戦目は、牝馬限定3歳戦の★涼太★洸太★優果の絆記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したラピドアマポーラを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた28戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた29戦目は、3歳戦の木曽川特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた30戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた31戦目は、3歳戦の槍ヶ岳賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた32戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた33戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の「めざまし天然水」新発売記念杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた34戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

8月15日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた35戦目は、3歳戦の金の弩標特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた36戦目は、3歳戦の鈴蘭賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた37戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた38戦目は、3歳戦のまねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた39戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリンセスアイズを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた40戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた41戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、白川郷特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のグッドモーニングに2馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月12日、中2週で迎えた42戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、春待月賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（2014年）

1月22日、中5週で迎えた43戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた44戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた45戦目は、一般C3七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったキャニオンチャームにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月14日、中1週で迎えた46戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に敗れた。