キャリアハイ（2009年生、母ホホエミ）

キャリアハイ（2009年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「自己最高」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したホホエミが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は今井牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方25戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2013年の一般C1-2。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月18日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

8月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

9月25日、中4週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた6戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したキョウワメルシーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月9日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のパープルベストをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月21日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したジュエルトウショウを差し切れず、1馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた11戦目は、待望のJBCまで後1年特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、キョウワメルシーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月11日、連闘で迎えた12戦目は、一般C4-9（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（6戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカズトヨドリームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月20日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和義騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウワメルシーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和義騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったボルドレに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2013年）

1月18日、中5週で迎えた15戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったディアザインに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミキノバラライカに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒルノベーグルを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を挙げた。

2月22日、中1週で迎えた18戦目は、沈丁花特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた19戦目は、白山麓の民具特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のカネトシダイスターを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

3月28日、連闘で迎えた20戦目は、のさいちゃん御卒業記念（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイモジョウチュウを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を奪取した。

4月23日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、たけちゃんバースデーカップ（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた23戦目は、たかはし智秋生誕JPY杯4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（12戦4勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、木場潟公園花菖蒲まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、湯涌温泉氷室開き特別（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月2日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた27戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた28戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた29戦目は、まってぃ誕生日おめでとう杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。