セイエイスピード（1995年生、母シャルマンスキー）

セイエイスピード（1995年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時9歳）と交配したシャルマンスキーが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田浩美。戦績は、地方29戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は1999年の日刊スポーツ杯(一般B2 C1)。

経歴

デビュー前

冨田光吉厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1997年）

11月26日、デビュー戦は横川健二騎手を鞍上に据えて、馬体重は450kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエッチエスクイーンからクビ差の2着に甘んじた。

12月25日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカンボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1998年）

1月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップザボン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横川健二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップココナッツ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横川健二騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横川健二騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた6戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルホーラーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は横川健二騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマチャンからクビ差の2着に甘んじた。

6月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセイタローをクビ差制して制した。

7月9日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川健二騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた10戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横川健二騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横川健二騎手（9戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカンボーイから1馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で横川健二騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた13戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリスパイダーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月5日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ゴールドプルーフに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のベンテンノーザンに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のグリンジュピターを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のモーメントハーバーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の金沢・笠松ジョッキークラブ（P）（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた19戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、節分特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月12日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のナリタサクセスに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月5日、中2週で迎えた21戦目は、日刊スポーツ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（6戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルイスに6馬身の差をつけて優勝

4月28日、中2週で迎えた22戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ルイスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で迎えた23戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（8戦6勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた24戦目は、木曽川特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（9戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

7月14日、中4週で迎えた25戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた26戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（10戦6勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ワンダーアモンに交わされて7馬身差の2着となった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのオータムカップ（P）（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（11戦6勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた28戦目は、三番叟特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（12戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月14日、中0週で迎えた29戦目は、白菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。