アーティプリンス（2016年生、母モナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、鳥井征士から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、B.Bレーシングによって399.6万円で落札された。2歳のとき、坂東牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、千葉県馬主会国田正忠によって583.2万円で落札された。

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2019年）

4月19日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は499kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクイックワーカーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月8日、中2週で迎えた2戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のリュウジンに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャッスルワンダーを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2020年）

5月6日、約11か月半の休養明けで迎えた4戦目は、一般C1二三（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のクラウンエンジニアに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6月18日、中5週で迎えた5戦目は、馬い!小松菜を食べよう記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るチェンジバイオを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

7月21日、中4週で迎えた6戦目は、マジック賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、大井の帝王!的場文男黄綬褒章受章記念特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田昂騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヨウコウを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

6歳（2022年）

11月19日、約23か月半の休み明けで迎えた8戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、村上直弥知美結婚特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7歳（2023年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた10戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた12戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、こっちゃん誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、チェルシーライオンに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月21日、中1週で迎えた13戦目は、山崎伸浩さん生誕特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は石本純也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。