チェルシーライオン（2016年生、母Tashzara）

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額4,000万円（10万×400口）で一口馬主が募集された。

2歳（2018年）

7月14日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

8月11日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモーンストルムを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月13日、中8週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

3歳（2019年）

7月21日、約9か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

8月31日、中5週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4歳（2020年）

3月10日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月11日、中4週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

5月23日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの木古内特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月18日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のフームスムートを半馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7月25日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの大倉山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5歳（2021年）

12月19日、約17か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの高砂特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6歳（2022年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの伊良湖特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた15戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

6月18日、中9週で迎えた16戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの三浦特別（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鶴ヶ城特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

11月16日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、大和川特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた20戦目は、青空たまご特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7歳（2023年）

1月10日、中3週で迎えた21戦目は、一般C3 13（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヨコスカガールに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

1月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジュンツーポイントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月8日、中1週で迎えた23戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、こっちゃん誕生日特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアーティプリンスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

2月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、マイネルエンカントにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月21日、中2週で迎えた25戦目は、ジンチョウゲ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったヴィクトリアダンスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、コスモクウェンチに半馬身交わされて2着に敗北した。

2023年5月17日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。