ヤマニンカイザー（1993年生、母ヤマニンラベンダー）

Yamanin Kaiser

1993.04.14

ヤマニンカイザー（1993年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャロルハウス（当時8歳）と交配したヤマニンラベンダーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）錦岡牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

10月15日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた3戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したテイエムナイスガイを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったリワードキャサリンを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3歳（1996年）

6月15日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、アガペーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、テナシャスバイオに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月28日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。