4歳未勝利

レース展開

ヤマニンカイザーが全馬を引き連れる形、その直後に続くトリプルジャンプ

ヤマニンカイザーが端を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にトリプルジャンプが続く。2馬身以上離れて、テナシャスバイオとエイユーダンボーが3番手の好位につける。さらに少し差があって、ランドスペシャルは中団前寄り。さらに2馬身以上差があって、エビデンファーストは中団馬群のど真ん中を追走。テイエムショウグン、エリモハンサム、パリスラッキボーイらは中団後方の位置取り。少し離れた最後方にローベルタカマサとレガシーブレーブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

テナシャスバイオが優れた自在性を活かした隙のない走りで待望の初勝利を挙げる

先頭はヤマニンカイザーでリードは半馬身。2番手にテナシャスバイオが続く。少し空いて、ランドスペシャルが3番手。1馬身離れて、トリプルジャンプが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のヤマニンカイザー。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のテナシャスバイオが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったヤマニンカイザーが続き、2着と半馬身差の3着には、3番手の位置から非凡な末脚を発揮したランドスペシャルが入った。そこから3馬身半遅れた4位には、先行勢の後ろで直線を迎えたトリプルジャンプが入線した。