エイユーダンボー（1993年生、母ミントビガー）

エイユーダンボー（1993年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時14歳）と交配したミントビガーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田辺静一。戦績は、中央平地21戦1勝、中央障害26戦1勝2着3回。1998年の京都大障害（春）(重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

浜田光正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月9日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3歳（1996年）

1月13日、中2週で迎えた3戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月25日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月4日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るミリョクを上がり3位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

8月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石山繁騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の登別特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で石山繁騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石山繁騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石山繁騎手（10戦1勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で石山繁騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石山繁騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で石山繁騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で石山繁騎手（14戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

4歳（1997年）

1月6日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で石山繁騎手（15戦1勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で石山繁騎手（16戦1勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で石山繁騎手（17戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で石山繁騎手（18戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた23戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた24戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で嘉堂信雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったニケスピリットから5馬身差の2着に敗北した。

7月6日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉堂信雄騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

7月20日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉堂信雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月7日、中6週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で嘉堂信雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた30戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で嘉堂信雄騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で嘉堂信雄騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月18日、中1週で迎えた32戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は石山繁騎手（19戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスイートバミューダから約15馬身差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（20戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったローリンフラッシュからクビ差の2着に惜敗した。

11月8日、連闘で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で石山繁騎手（21戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアラタマリードに9馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月22日、中1週で迎えた35戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で石山繁騎手（22戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた36戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で石山繁騎手（23戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

5歳（1998年）

1月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で石山繁騎手（24戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた38戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で石山繁騎手（25戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月21日、中7週で迎えた39戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた40戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた41戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた42戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた43戦目は、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3930m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月13日、中3週で迎えた44戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた45戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた46戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた47戦目は、仁川障害ステークス（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。