タイムテイオー（1986年生、母マンジユデンロマン）

タイムテイオー（1986年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴーマーチング（当時21歳）と交配したマンジユデンロマンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は東北牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方18戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

鶴田憲吉厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1988年）

12月28日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1989年）

1月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイーポイントから1馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、約8か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のテンザンロイヤルに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、連闘で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゼンジヤガーに3/4馬身の差をつけて制した。

12月25日、中2週で迎えた7戦目は、一般（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1990年）

1月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2七（大井ダート1600m 内回り雪/重）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンアポロに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月2日、中1週で迎えた9戦目は、風花特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、早稲田特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のニツシンボーイをクビ差制して4勝目を収める

3月15日、中2週で迎えた11戦目は、弥生特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツーワブラザーから4馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒマワリロマンに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月19日、中4週で迎えた13戦目は、薫風特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で堀千亜樹騎手（12戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中8週で迎えた14戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ニイタカヤマに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

5歳（1991年）

4月21日、約9か月の休養明けで迎えた15戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月11日、中2週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエルムデザイアーに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月23日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

11月19日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワアラナスからクビ差の2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた20戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクソウタカからクビ差の2着に甘んじた。

6歳（1992年）

1月7日、中4週で迎えた21戦目は、初荷特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。14着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた22戦目は、冬山特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋三郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた23戦目は、フェブラリー賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。