ザナイトカフェ（2019年生、母セレブキャンペーン）

ザナイトカフェ（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゴッホの作品名。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時16歳）と交配したセレブキャンペーンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2022年のサンゴ賞(C1 C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって220万円で落札された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月3日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。17頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーズアクイーンからハナ差の2着に甘んじた。

3歳（2022年）

2月12日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

5月21日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた13戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1 C2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月25日、中1週で迎えた15戦目は、サンゴ賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミキノエイトビートを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた16戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1 C2（園田ダート820m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1 C2（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた19戦目は、C1 3歳以上特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエイシンタイマーに3馬身半の差をつけて2勝目を収める

4歳（2023年）

1月17日、中2週で迎えた20戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた21戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、ロウバイ賞（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた22戦目は、スノーフレーク賞（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったナリタブルホークに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、ムスカリ賞（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったモズベイパーコーンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（姫路ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るレオクリスタルをアタマ差だけ差し切って3勝目を手中に収めた。

4月6日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったコールザチューンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（10戦3勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。