シャコーウイングス（1999年生、母コクサイトップ）

Shako Wings

1999.05.12

シャコーウイングス（1999年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋翼」。毛色は芦毛。種牡馬のラムタラ（当時7歳）と交配したコクサイトップが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月23日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未出走（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

8月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルフェアリディエから1馬身差の2着に敗北した。

8月24日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャープクリアーから3/4馬身差の2着となった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた7戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリシアターをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2003年）

1月3日、中6週で迎えた10戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、迎春特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月13日、中0週で迎えた11戦目は、ホワイトホース特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンノハヤブサに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月8日、中6週で迎えた14戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。