クリシアター（1999年生、母クリロータリー）

クリシアター（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェネラス（当時11歳）と交配したクリロータリーが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦13勝2着4回。2003年のカネユタカオー記念(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

11月18日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

3歳（2002年）

9月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、3歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のコウキライデンに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた5戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、上渕名特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた6戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャコーウイングスからクビ差の2着に甘んじた。

11月16日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、中5週で迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリベンジオトメに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2003年）

1月8日、中0週で迎えた10戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったパープルシャドウから半馬身差の2着に敗北した。

1月18日、中0週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトミトップハンターに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月9日、中2週で迎えた12戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

3月13日、中4週で迎えた13戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドヴィジョンに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月11日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスハードに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月3日、中2週で迎えた15戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブンブクマーチャンに6馬身の差をつけて制した。

5月19日、中1週で迎えた16戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーチンハラッショから1馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた17戦目は、ムーンストーン特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後はニューネットウインと並んで1着同着となった。

7月1日、中2週で迎えた18戦目は、パール特別（宇都宮ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピーパミールをハナ差制して勝利をモノにする

7月14日、中1週で迎えた19戦目は、バーベナ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピーパミールに4馬身の差をつけて9勝目をマークした。

8月16日、中4週で迎えた20戦目は、地方重賞のカネユタカオー記念（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（7戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウゼウスから4馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、ふじばかま特別（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジュディトウショウをクビ差制して勝利をモノにする

9月15日、中1週で迎えた22戦目は、サファイア特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノトリニータに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月5日、中2週で迎えた23戦目は、神無月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で早川順一騎手（10戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエムグレンに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月20日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞の宇都宮記念（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で早川順一騎手（11戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた25戦目は、中央条件交流新そば祭特別（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で早川順一騎手（12戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月7日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、男体山特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で早川順一騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2004年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、セキレイ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で早川順一騎手（14戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムガッツに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月6日、中5週で迎えた28戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で早川順一騎手（15戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた29戦目は、春風特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で早川順一騎手（16戦9勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。