ナイスミュージック（1990年生、母アストハート）

ナイスミュージック（1990年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメリーナイス（当時6歳）と交配したアストハートが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害4戦0勝、地方13戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の鵡川ししゃも特別(B C)。

経歴

デビュー前

山中静治厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1992年）

7月23日、デビュー戦は村上正和騎手を鞍上に据えて、3歳（旭川ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコガネヒエンから半馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーウェイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上正和騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上正和騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上正和騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリッシンに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（1993年）

6月23日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠松・北海道リーディングジョッキー（岩見沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上正和騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトジャンボに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上正和騎手（6戦2勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアトラスオーザに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の盛夏特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上正和騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホウリンロイヤルに2馬身半の差をつけて5勝目をゲットした。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上正和騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトアイドルに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の北海優駿（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上正和騎手（9戦5勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中6週で迎えた13戦目は、阿寒富士特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村上正和騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1994年）

1月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の天満橋特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた15戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた17戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月23日、中2週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた20戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。