ゴールドワン（1998年生、母ミカサクイン）

Gold One

1998.03.23

ゴールドワン（1998年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のデュラブ（当時16歳）と交配したミカサクインが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は北俣 牧夫。戦績は、地方9戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年のゆり特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北俣益男から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、ジーワンホースクラブによって315万円で落札された。

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

9月21日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーシンブリザードに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリボンスピリットに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月29日、中4週で迎えた3戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

3歳（2001年）

6月15日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトヤマナンバーから4馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた5戦目は、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のアタックフォーラムに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月26日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のゆり特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のタカラグロリーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月31日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の芙蓉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウリツノゾミに1馬身の差をつけて4勝目を収める

9月21日、中2週で迎えた8戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、サファイア特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた9戦目は、三渓園特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイノーヴァから3/4馬身差の2着となった。