タクティークプラン（2016年生、母ダズリングワールド）

タクティークプラン（2016年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「戦術（仏）＋計画。戦術の計画をせよ」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時7歳）と交配したダズリングワールドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は築紫洋。主な勝ち鞍は2021年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、築紫洋から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって183.6万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

4月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

4歳（2020年）

4月5日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、ともに翔ける岩手競馬2020（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、フローラルシトラスに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた3戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったノーブルシリウスに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

8月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に敗れた。

8月22日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた5戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

5歳（2021年）

3月21日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤマニンシーベリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェアリーキスに約10馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート850m 小雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。