ティーエスフェアリ（2021年生、母エフティベス）

T S Fairy

2021.03.09

ティーエスフェアリ（2021年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時10歳）と交配したエフティベスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は習志野牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松山増男から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2023年）

12月30日、デビュー戦は鈴木祐騎手を鞍上に据えて、2歳C2二（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は493kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクレーンパーディタをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2024年）

3月12日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた3戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のティーズハンターに1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ホッコーアドミラルに交わされて4馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（6戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレレボードに約11馬身の大差をつけて3勝目を獲得した。

6月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラティサワーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は鈴木祐騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた11戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳M1のひまわり賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。