ダービーアヘッド（1990年生、母ナイスダービー）

ダービーアヘッド（1990年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時10歳）と交配したナイスダービーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地3戦2勝2着1回、地方45戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

2月28日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブラストウェーブに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジョウテンウインにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフレンチジェストを3/4馬身振り切って断トツの支持に応えた。

5歳（1995年）

5月31日、約26か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、正木洋美騎手を鞍上に迎えて、天人峡特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月28日、中3週で迎えた5戦目は、北鎮岳特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で正木洋美騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた7戦目は、ミランダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた8戦目は、七夕特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は正木洋美騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた9戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、プルート特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウメイイチバンに半馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、アポイ特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は正木洋美騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた11戦目は、屈斜路湖特別（帯広ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、大樹特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、雌阿寒岳特別（帯広ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中0週で迎えた15戦目は、十勝岳特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（1996年）

4月24日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、美唄特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた17戦目は、駒園特別（岩見沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた18戦目は、三笠特別（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた19戦目は、エリダヌス特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた20戦目は、プルート特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、スターマイン特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた22戦目は、ダイモス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で沼沢英知騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた24戦目は、アポイ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で沼沢英知騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた25戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で沼沢英知騎手（12戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた26戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、大樹特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、丹頂特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（13戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた28戦目は、札内特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（14戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1997年）

4月24日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、茨戸特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（15戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョーパレスから8馬身差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、創成川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（16戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月10日、中3週で迎えた31戦目は、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

6月19日、連闘で迎えた32戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた33戦目は、ヘールボップ彗星特別（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（17戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた34戦目は、シックル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（18戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた35戦目は、新得特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（19戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月12日、中5週で迎えた36戦目は、新冠森林公園特別（岩見沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（20戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月22日、中0週で迎えた37戦目は、三笠特別（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（21戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月8日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、ひいらぎ特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（22戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた39戦目は、早来特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（23戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた40戦目は、胆振特別（門別ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は8戦連続で沼沢英知騎手（24戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

8歳（1998年）

4月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月16日、中0週で迎えた42戦目は、水芭蕉特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（25戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた43戦目は、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（26戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた44戦目は、幌平橋特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（27戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた45戦目は、旭ケ丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（28戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた46戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（29戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9歳（1999年）

4月13日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、沼の端特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で沼沢英知騎手（30戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた48戦目は、一般D2（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で沼沢英知騎手（31戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。