トーホウハクタカ（2000年生、母サクラササヤキ）

トーホウハクタカ（2000年3月4日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋白鷹」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時13歳）と交配したサクラササヤキが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は三輪幸子。戦績は、中央平地8戦1勝、地方14戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

4月27日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のタケデンハヤカゼをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月1日、中2週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

4歳（2004年）

2月22日、約8か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月29日、中9週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月5日、中4週で迎えた9戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったボロナイビューティから3馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンシャンハイに3/4馬身の差をつけて制した。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のレイメイロバリーに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーオスカーに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、八幡平特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、オクトーバーカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（6戦3勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（7戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2005年）

1月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（8戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた21戦目は、IBC 岩手放送杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（9戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉淳志騎手（10戦3勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。