シャルマンニシキ（2016年生、母シャルマンウーマン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、宮内牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、錦見日出雄によって540万円で落札された。

錦見勇夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2018年）

7月6日、デビュー戦は大畑雅章騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。4頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったアップリュウに詰め切れず、2馬身差の2着と苦杯を喫した。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の若竹特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメモリーパールに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のリードメロディーをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の若鯱特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3歳（2019年）

10月1日、約13か月半の休養明けで迎えた5戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のいわし雲賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた6戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた7戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木之前葵騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフルールデシャンに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2020年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木之前葵騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木之前葵騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木之前葵騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木之前葵騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のジェレメジェバイトに4馬身の差をつけて優勝

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、矢作古川特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた17戦目は、45&72 結婚記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（9戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホウオウスティングに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。