キク（2017年生、母ユニバーサルビーチ）

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

6月22日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3歳（2020年）

1月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月15日、中6週で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

5月9日、中7週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮し、最後はプラットフォーマーと並んで3着同着となった。

6月7日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

7月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた8戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、新スリーポイント王中野で賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、シロイスズメに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた10戦目は、まるごと!エンタメ～ション賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンジョアンを自慢の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

12月15日、中5週で迎えた11戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の鴛鴦特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロードローラーに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4歳（2021年）

1月2日、中2週で迎えた12戦目は、福笑い賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクサナギを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手にした。

1月26日、中2週で迎えた13戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のシゲルフタゴザをアタマ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、擬宝珠賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦3勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

5月27日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた15戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg戻して迎えた16戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦3勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。