カフェブラン（1997年生、母Marketplace）

Cafe Blanc

1997.04.17

カフェブラン（1997年4月17日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のShuailaan（当時8歳）と交配したMarketplaceが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦3勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の長万部特別(900万下)。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月23日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（福島芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は496kg。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディーバに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月3日、中5週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の芍薬賞（東京ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデザートウェイを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて制した。

6月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳900万下のゆうすげステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のラブミースルーに1馬身半の差をつけて優勝

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

11月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上1600万下の霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、最後はマチカネケンコンと並んで3着同着となった。

4歳（2001年）

1月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上1600万下のサンライズステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（5戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月15日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の疾風特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の栃尾特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月7日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上1600万下の神無月ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

10月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の多摩川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、伸びてきたタカラテイオー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月17日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の比良山特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の初霜特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。