サンシスイメイ（2008年生、母ミスソヴリン）

サンシスイメイ（2008年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「山紫水明」。毛色は芦毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時13歳）と交配したミスソヴリンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳C1三。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月22日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

4月17日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登野菜七尾鹿島杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月15日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のとも&あゆ結婚記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月18日、中5週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の心をひとつに須田鷹雄賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンキューレットに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニシノコイシクテに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月5日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、シャイニーキセキに交わされて約10馬身差の2着に敗北した。

10月8日、連闘で迎えた14戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、キクノスパイダーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月29日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた18戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。